イノベーションをテーマにした旅に行ってきました

私の会社では、年に1回全員で合宿を行っています。次の1年間の事業方針を刷り合わせることが目的ですが、今年は「イノベーションの旅」をサブテーマとして、2泊3日で徳島県と福井県を巡ってきました。


行程は以下の通りです。観光要素ゼロ、完全に合宿です。

■1日目

徳島空港⇒イノベーションセンター徳島様視察→神山町/グリーンバレー様視察⇒宿/Tokushima Share House様で会議

■2日目

福井に移動⇒越前めがねの里様工場見学⇒Hacoa様工房見学⇒農家民宿/椀de縁様で会議

■3日目

鯖江市/Hana道場様/エルコミュニティ様/KISSO様施設見学&活動説明


今回、たくさんの方とお会いし、お話しを伺い、対話を通して多くの気付きを得ることが出来ました。この旅を通じて私が特に感じたことは「志・行動・継続」です。


お会いした皆さんに共通していることは「とにかく行動に移す」、そして「始めたらやり続ける」です。しかも尋常でない行動力で、時には法令などのルールすら変えてしまいます。何故こんなことが出来るのでしょう。


「四の五の言わずとにかく行動に移すことが大事」とは良く言われることですし、私もそう思います。しかし、これには「何故それをやるのか(Why)」を持っていることが前提にあると私は考えています。人間はリモコンロボットじゃありませんから、どのようなことでも良いので行動には動機付けが必要ということです。


動機付けが出来たら継続が大切です。今回お話しを伺った皆さんも、華やかな成功話の裏には、長い長い(一見関係がないと思われる事も含めて)試行錯誤と積み重ねの期間がありました。もちろん、今でも積み重ね中だと皆さん仰います。


Whyには「好きだから」とか「楽しいから」といった内向的なものも含まれますが、これが共通善と結びつくと「志」が生まれて社会と繋がります。志を持つと世界は一変し、あらゆる壁は「やらない理由」から「乗り越えるべき課題」に変わります。これがやり抜く力の源じゃないかと私は思います。


今、多くの企業において、イノベーションを起こせる組織への変革が進められています。デザイン思考などのテクニックや組織ルールの整備はもちろん大切ですが、それだけでは今回お会いした方々のようなイノベーションを起こすには不十分だと思います。1人1人のWhyと深く向き合い社会と結び付ける。そういう作業をもっと丁寧に行った方が良いんじゃないかと感じます。


長年かけて作られたマインドセットはそう簡単には変わりませんが、今回私達が行ったような「イノベーションの旅」は、1つのきっかけを産み出せる方法になるかもしれません。